【驚きの効果】二つ折り名刺は私の最強営業マン!

二つ折り名刺は最強の営業マン

名刺と言えば長方形の単カードをイメージする人が多いと思いますが、今回は、私も使っている二つ折り名刺の紹介したいと思います。この二つ折り名刺を使うようになってからは初対面の人ともスムーズに商談を進められるようになったので、もう以前使っていた通常サイズ(91mm×55mm)の名刺に戻そうとは思えません。そんな二つ折り名刺の効果について解説していきます。

1.二つ折り名刺のメリット

私が二つ折り名刺を作ろうと思った理由は3つです。(つまり二つ折り名刺のメリットです)

①情報をたくさん載せられる

通常の名刺が最大2面(オモテとウラ)なのに対し、倍の4面を使用することができるので思った以上に情報をたくさん載せることができます。普通の名刺では入れることの難しい商品の画像やサービス内容・地図・イラストなども入れられます。名刺交換をする目的は初対面の方に「自分を知ってもらう」ことなので、情報をたくさん載せられるという事はとても効果があります。もし、今、片面印刷で名前と連絡先だけの電話帳のような名刺をお使いの方は、まずは両面印刷に変えて、ご自身やサービス内容のことを載せるだけでも営業効果を高めることが出来ますよ。

②単純にインパクトがある

名刺交換は頻繁に行われるので普通のものではなかなか印象に残りませんが、二つ折り名刺なら見た目のインパクトで印象に残る可能性が高いです。印象に残った名刺は、渡した後も捨てられず保管されているだろうと考えられ効果的です。

③パンフレット風に作れる

二つ折り名刺を渡すと、ほとんどの方がその場で開いて中を確認してくれます。
「伝票も印刷できるの?」「看板も?」「Tシャツも作りたいなぁ!」などと、その場でサービス内容を確認してもらえて営業トークをするきっかけにもなっており、名刺というよりは会社案内のような効果を発揮します。通常の会社案内の場合、A4サイズ(W210×H297㎜)で印刷される場合が多いと思います。ちょっと、かさばりますよね。初対面の方との商談の中で渡すタイミングに困ってしまうこともあるかと思います。しかし2つ折り名刺であれば、真っ先に交換するので、そのままスムーズに話を広げていくことが可能で、とても効果的な営業ツールとなります。

また、私の場合はプロフィールも載せているので私自身を知ってもらうツールとしても効果があります。

2.二つ折り名刺のデメリット

メリットの多い二つ折り名刺ですが下記のような3つのデメリットもあります。

①かさばる

普通の名刺の二枚分なので、かさばります。いつも使っている名刺入れなら半分しか入らないので、大量に名刺を配る場合は、別の入れ物に入れて持ち運ばなくてはなりません。
だからといって、薄い紙を使うと折りの部分が破れやすくなってしまうので注意が必要です。

②印刷コストが高くなる

サイズが大きいという事は、それだけ紙や印刷代もかかるということになるので、通常の名刺よりも高くなります。

(しかし、別途、営業チラシや会社案内を作成・印刷する必要がなくなればコストダウンも図れます。)

③営業色が強くなり過ぎる場合もある

情報を載せられるスペースがあると、ついつい多くの情報を載せてたくなり、営業色が強いチラシのような名刺になってしまいそうになります。そうなってしまうと、二つ折り名刺はインパクトが強い分、逆に悪い印象にもなりかねません。

3.私の二つ折り名刺を紹介

二つ折り名刺 事例-1

誰もが知っている会社なら、会社名で信用を得られるのでしょうけど、フリーランスの私が初対面の方に「信用」してもらい『この人と仕事をしたい』と思ってもらうためには「仕事に対する思い」や「業務内容」などを詳しく記載するべきと考え「たくさんの情報を載せられる」二つ折り名刺を作ることにしました。なんといっても「たくさんの情報を載せられる」というのが二つ折り名刺の最大の効果(メリット)ですからね!

私の作った二つ折り名刺はヨコ型です。どんな情報をどの面に載せたのかを解説してみます。

二つ折り名刺 事例-2

表面
通常の名刺では「会社名」「名前」「役職」「連絡先」という感じですよね。
そこに、仕事への思いを伝える仕掛けとしての「キャッチフレーズ」と、名前だけでなく顔も覚えてもらうために似顔絵を載せています。顔については写真の方がリアルなのかもしれませんが、ソフトな印象に仕上げたいなぁと思い似顔絵にしました。

裏面
通常の名刺では「業務内容」や「地図」だったり、もしくは白紙のままの場合も多いかと思いますが、二つ折り名刺の場合はプロフィールを入れることが多いです。
私の場合もそのようにしています。職歴だけでなくパーソナルな情報も載せてみました。オマケのような存在のようですが、意外とココに載せた情報が重宝しています。
なぜならば、初対面独特のちょっとピリッとした空気の中で、ここに載せた情報が会話のきっかけになるからです。 趣味の話だったりパーソナルな話をすることで「業者の〇〇さん」から「親近感のある○○さん」へと心理的な距離をグッ縮める効果があります。フリーランスの方はパーソナルな情報を載せることをオススメします。

中面(左)
「キャッチフレーズ」よりも詳細に「仕事への思い」を記載しています。「何のためにこの仕事をしているのか、することにしたのか」など仕事をする上で心がけていることを書いてみました。他の業者でなく私に依頼をしたいと思ってもらえるよう熱意をアピールしています。

中面(右)
業務内容をなるべく詳細に明記しています。そうすることで、例えばAという案件で呼ばれていたとしても、BやCもできることを知ってもらうことが出来ます。その場で即発注までいかなくても説明をすることができたり、必要になった時に声をかけてもらえるチャンスが生まれています。
さらに、サービス券の役割をもたせることで「いつか利用するかも・・・」と捨てられず保管してもらえるようにしています。これで、名刺が365日働いてくれる優秀な営業マンとなりとても効果的です。

2種類のQRコードを追加
最新版には、表面と中面(右)にQRコードを追加しています。最近のiPhone(iOS11 以降)なら読取アプリがなくても標準カメラで読み取れるので、QRコードは本当に便利なツールです。追加したQRコードは2種類です。表面のQRコードはWEBサイトのURLをコード化したもので、中面のQRコードはスマホの連絡先への登録を簡単にするコードです。QRコードと言えばWEBサイトだけだと思われてるかとも多いかと思いますがこの「連絡先登録のQRコード」は名刺にとてもおススメなんです。なぜなら、本当にカンタンに登録できるので、その場で試してもらって相手のスマホに自分の連絡先を登録してしまうことが出来るからです。万が一、名刺を無くされてしまっても、その記憶と共に相手のスマホにはアナタの連絡先が残っています。いつでも連絡をもらえるし、コチラから連絡した際にはアナタの名前が表示されるので、安心して電話を取ってもらえますよ!

名刺 QRコード活用 サイトへリンク
表面にURLへリンクするQRコードを配置
名刺 QRコード活用 連絡先登録
連絡帳への保存が簡単にできて便利です

まとめ

たくさんの人に配る時に「かさばる」のはちょっと難点ですが、たくさんの情報を発信できるのは何ものにも代えがたいメリットです。「商品やサービスの画像を載せたい人」「印象に残る名刺にしたい」「パンフレット風の名刺で営業したい」という方におススメです。特に、私のようにフリーランスで営業している方(個人経営のお店や会社)は、是非、「二つ折り名刺」を作成してその効果を試していただきたいです。