【年末の挨拶】名入れカレンダーでライバルと差をつける

年末の挨拶 名入れカレンダーでライバルと差をつける

「年末年始の挨拶」は、日本企業の伝統的な行事のひとつですよね、
12月に入ると取引先やお世話になっている企業への挨拶回りで忙しくなるという人も多いと思います。その時に手ぶらで行くのは気まずいですよね。そこで必要になってくるのが粗品(ノベルティ)ですが、「今年は予算の削減もあるしなぁ」「印象に残る物がいいのだけど・・・。」「一年間お世話になった感謝の気持ちを伝えたい!」などとお悩みではありませんか?
タオルに並んで、挨拶回りの定番といえばカレンダーですよね。
ここでは、渡した相手に喜ばれライバル企業より目立つ場所で使ってもらえる名入れカレンダーのポイントについて紹介していきたいと思います。

1.代表的なカレンダーの特徴

社名や連絡先を明記しているカレンダーは一年間休まず自社の営業マンとして活躍してくれるので、お渡しした方の事務所内で最も目立つ場所で使って頂きたいところです。そのためには、渡したい方の利用イメージを考えてカレンダーを選ぶことが「使っていただける」コツとなります。
ノベルティに使われる「名入れカレンダー」には「壁掛けカレンダー」と「卓上カレンダー」があります。
それぞれの特徴を解説します。

①壁掛けカレンダー

壁掛けカレンダー

壁掛けカレンダーは壁に貼り付ける(吊るす)タイプのカレンダーで、家庭でも見かける最も一般的なタイプです。
写真やイラストがメインでデザインされているものから、ほぼ全面が日付や曜日の表記となっているタイプがあります。
業務用途としては、日付欄が大きくメモなどが書き込めるようになっているシンプルなものなら、予定を書き込んで社内のみんなで共有することができ、重宝されると思います。
紙質によってメモの書きやすさに影響があります。上質紙やケント紙を選べば大丈夫でしょう。
また、会議室や応接室に飾られることも多いので、社外の方にアピールできるチャンスもあります!

名入れ色について
黒又は数種類のカラーがお選びいただけますので、コーポレートカラーに近い色で印刷することが可能です。

サイズについて
壁掛けカレンダーのサイズは、あまり聞きなれない単位なので一般的なサイズにしてみます。
46/2切:(縦)760mm×(横)515mm
46/3切:(縦)760mm×(横)350mm
A/2切:(縦)600mm×(横)425mm
46/4切:(縦)540mm×(横)380mm
46/6切長:(縦)525mm×(横)250mm
46/8切長:(縦)525mm×(横)190mm
一般的によく目にする壁掛けカレンダーのサイズは、46/4切A/2切です。
オフィスや工場など広いスペースでの使用が想定される場合は、46/2切など大きめのタイプ。
店舗や個人事務所などの場合は、46/8切などの小さめタイプやスリムな短冊型がおすすめです。
サイズが豊富なのでお渡し先に合わせて、選ぶことができますね。
同じサイズ名でも商品によって多少の違いがあります。詳細につきましては各商品情報をご確認ください。

②卓上カレンダー

卓上カレンダー

卓上カレンダーはその名の通り、デスク回りに置いて使用するコンパクトなカレンダーです。
オフィスでも多く目にしているのではないでしょうか。
デスクに一つ置いておくと電話をしながらでも日付・スケジュールをすぐに確認できるので、とても便利ですね。クリニックや店舗の受付に置いてあるのもよく見かけると思います。
このタイプのカレンダーは取引先の担当者自身に使用してもらえることが多いので毎日のビジネスに密着した形で身近に置いてもらえ、広告宣伝ツールとしての効果が高いと言えます。

弊社でも取引先様の商売繁盛を願って金運アップの卓上カレンダーに金箔押しのカレンダーを作って配っているのですが毎年、喜ばれています。

名入れ色について
金・銀の箔押し又は、黒の印刷になります。

サイズについて
卓上カレンダーのサイズはだいたい3つに分かれます。
コンパクトサイズ:(縦)125mm×(横)148mm
レギュラーサイズ:(縦)155mm×(横)180mm
ラージサイズ:(縦)170mm×(横)210mm
置いていて邪魔にならないサイズで、日付に予定を書き込める欄があるものが便利なので、
レギュラーサイズを選ばれることが多いです。

カレンダーのサイズイメージ図

カレンダーのサイズ一覧表

大きいカレンダーはそれだけでインパクトもあり、社名も大きく印刷できるので宣伝効果も大きいですが事務所に1つあれば良いものなので、デスクに置いて使う卓上カレンダーの方が使ってもらえる可能性が高いく、人気が上昇してきています。

2.名入れカレンダーはどう作るのか?

名入れカレンダーの作り方

「名入れカレンダー」は広告代理店やカレンダー購入サイト、または弊社のようなデザイン会社を通じて作成します。
一般的にカレンダーメーカーが作る既成カレンダーの下部の余白部分に社名や電話番号を印刷しています。それでは具体的な流れについて説明していきます。

①カレンダーと部数を決める

お渡しする方の使用イメージを想像し作成するカレンダーを決めます。 各カレンダーメーカーで多種多様のカレンダーが作られています。
あまりにもたくさんあって迷われてしまうと思います。おすすめのカレンダーをいくつかピックアップしています。参考にしてみてください。
そして、予算にあわせて部数を決めます。
壁掛けカレンダーの方が比較的低価格帯(200円台)からラインナップされていて、ビジネスシーンに適している文字がハッキリ見えてメモ欄の大きいシンプルなタイプも低コストのものがあります。
卓上カレンダーは300円台ぐらいが主流のようです。また「壁掛けカレンダー」は1社につき1部の場合が多いですが、「卓上カレンダー」は複数必要になる場合があるので、その点でもコストはかかってしまうかもしれません。
ただ、担当者の身近で使ってもらえると考えれば変えがたいメリットでもあります。

②印刷部分に入れる情報を決める

ほとんどのお客様が入れている情報は「社名」「住所」「電話番号」です。最近ではWebサイトのURLやロゴマークを入れる場合も多くなりました。
壁掛けカレンダーにはスペースがあるので、地図や営業時間や定休日などを入れることもあります。
ココで注意しなくていけないことがあります。それは「カレンダーを使う側の気持ち」です。
渡す側は少しでも目立つように社名や連絡先を大きくしたくなるのですが、お客様の方は売り込まれたくない気持ちが強いというか、広告には興味がないのです。
ですから、「社名」はセンス良く、さりげなく配置しましょう。そして、お客様が困ったときや必要となった時に目に留まるようなデザインを目指しましょう。

③納期を決める

多くのカレンダー業者では、無料の包装袋をつけて納品されてきます。壁掛けカレンダーを丸めて包装したり、卓上カレンダーを袋に入れる作業をする必要があります。
それらの作業時間も踏まえて、11月上旬ぐらいに納品できるようにしたいものです。 カレンダーはとても季節性の高い商品なので注文が集中してしまい欲しい時に納品できなくなってしまうかもしれません。希望時期まで保管するサービスもあるので早め早め準備して注文することをおススメします。特に、人気のカレンダーは早々に在庫がなくなる場合もあります。
必要とする60日ぐらい前なら希望のカレンダーで余裕を持って作成し、希望納期に手元に届くことでしょう。

④名入れのアイデア紹介

名入れ出来るスペースは「②印刷部分に入れる情報を決める」でも説明しましたが、「カレンダーを使う側の気持ち」に注意を配りながら渡す側の「伝えたいメッセージ」を入れたいですね。
そこで、業種や目的に合わせた名入れのアイデアをご紹介します。

カレンダー名入れ 企業向けサンプル

企業向け①
資格内容や業務内容がわかるようにしておくと信頼度もアップ!
思い立った時にすぐに連絡してもらえるよう電話番号を見やすくするといいでしょう。

カレンダー名入れ 企業向けサンプル2

企業向け②
ウエブで最新情報を発信をしている企業も多いことでしょう。そこでQRコードを入れて簡単にアクセスできるようにすると利便性も高まります。

カレンダー名入れ ショップ向けサンプル

ショップ向け
特売日やサービスデーなどの独自のイベントを伝えることに役立ててはいかがでしょうか?テレビCMのような刷り込み効果も期待できます。

カレンダー名入れ 飲食店向けサンプル

飲食店向け
営業時間や休業日などを見やすく示しましょう。毎日目にするカレンダーなので、今日行ってみようかなと思うお客様も増えるはず!

カレンダー名入れ クリニック向けサンプル

クリニック向け
急に必要になることが多い病院などは、連絡方法が多いほど、いざという時に役立ちます。電話やWEBの両方の表示がおすすめです。
もちろん、診療時間や休診日も分かりやすく!

3.差がつく渡し方

カレンダーの渡し方

想いを込めて作ったカレンダーです。自社の広告宣伝ツールとしての効果を発揮し365日働く営業マンにしたいですね。そのために押さえておきたいカレンダーを渡す時のポイントを紹介します。

①渡す時のビジネスマナーで好印象をゲット

・地面に置かない
「あたりまえじゃん」と思われるでしょう。地面に置いたものを相手に渡すのは失礼ですものね。 でも案外自分の鞄などの荷物と一緒に置いてしまいうことがあるので、このようなうっかりミスのないように気を付けてください。
手に持ったまま膝の上に置くのもNGです。椅子やソファーの上(下座側)に置くようにしましょう。

・渡すタイミングは挨拶後
室内に通されて挨拶が終わったタイミングがベストです。
日頃から密にしている取引先の場合は、挨拶後にしばらく会話が盛り上がることもあると思います。その場合は会話がひと段落した後のタイミングでお渡ししましょう。

・渡す相手は先方の上座にいる方へ
先方が複数人いる場合は、カレンダーを渡す相手は先方の最も地位の高い方に渡しましょう。また、訪問側も上位者から渡してもらうのがマナーですが、上司からの指示があればその限りではありません。

・不在の時は名刺にメッセージを添えて
忙しい時期なので先方が不在の事もあるでしょう。その場合は年末の挨拶に来社したことがきちんと伝え、名刺と一緒に「本年は、ご愛顧を賜りありがとうございました。」「どうぞ、良いお年をお迎えください。」などのメッセージも添えてカレンダーをお渡ししましょう。
訪問して相手が不在でも、捉え方によってはむしろチャンスで、丁寧なメモを残せれば、相手に好印象を与えることができますよ。

②カレンダーを持参するベストな時期とは?

あまり早すぎるとカレンダーを替えるまで時間があり最悪失くされてしまう可能性があり、遅すぎると年末の大掃除のタイミングなどで
カレンダーが変更されてしまい、使う場所が既にないからと捨てられてしまうかもしれません。また誰しも年末になればなるほど忙しいのでカレンダーを持参するベストな時期は12月の早めがベストと考えられます。以前は年末だけでなく、年始にも挨拶回りをしていましたが、最近は年末の挨拶にとどめている企業も多いようです。

③再会で再開のチャンスにする

お世話になった取引先だけを周りたくなるものですが、関係が薄い会社もあるでしょう。そのような取引先ほどアプローチ(再会)をして、取引を再開する良い機会としてカレンダーを配りに行きましょう。
「カレンダーをお持ちしました!」「来年、よろしくお願いします!!」とあえて会いに行くことで、年末にわざわざ来てくれて大切に思われていると先方の担当者に感じてもらえれば良好な関係性を築いていくチャンスになるはずです。

④あえてアポを取らない

アポイントをとって実際にお会いして挨拶するのが理想的ですが、この時期は誰しも忙しいので、アポを取らないで訪問した方が、お客様に気を使わせないで済むこともあります。
アポを取っていませんので、長話しは逆効果になってしまいますがカレンダーを渡すだけでなく相手にとって少しでもメリットのある情報を発信できれば年明け以降の取引に発展する可能性が高まります。

⑤手渡しできない方には・・・

遠方のお得意様やどうしても手渡しできない方には、化粧箱を購入して郵送がスマートです。
カレンダーメーカで各種化粧箱が用意されています。

まとめ

習慣やしきたりを大切にする企業では、挨拶回りに来ないというのは失礼だと思われてしまうこともあります。
ただ、読んで字のごとく挨拶だけで終わっては自社にとっても先方にとって何の意味もありません。
年末年始の挨拶回りといえども、営業の仕事であることには変わりありません。
ですから、カレンダーを配ることを目的とせず「相手の困っていることを聞き出す」ような営業の基本的を心がけることで新年からの取引に繋げましょう。
ノベルティのカレンダーはそのための小道具です。そしてその小道具のカレンダーも相手のことを考え「喜んで使ってもらいたい」という視点で作ることが大切です。